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世尊寺
古くは吉野寺、比蘇寺、現光寺、栗天奉寺とも呼ばれ、聖徳太子が建立した49ヶ寺のうちのひとつとされています。役行者が金峯山入峯前にこの寺に篭り修行したことから、行者道分道場ともいいます。
住所:奈良県吉野郡大淀町比曽762番地
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行者堂
大峰修験道の第一の行場であり毎年6月1日に開祖役小角(えんのおづぬ)を奉る行者祭りが行われる。同時に、吉野川の水難事故防止と鮎の供養のため、護摩供と火渡りの儀式が行われ、多数の見物人が訪れる。場所は現在閉鎖された大淀温泉のところにある。
住所:吉野郡大淀町下淵370
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今木権現堂
吉野山の蔵王堂と深いつながりがあると思われるこの今木権現堂は、吉野山と同様、毎年4月11日に権現祭りという会式が行われます。 以前は、護摩を焚いたそのうえを素足で歩き、火が消えないうちに無病息災、家内安全を祈願していたそうです。
住所:奈良県吉野郡大淀町大字今木1394
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柳の渡し
古代、橋もなく流れのままにあるところでは、静かな川の淀みに舟を浮かべて渡りました。それが渡し場として栄え、吉野川には、六つの渡し場があったと言われています。なかでも六田の柳の渡しは、古くから人に知られ、大正8年まで渡し場の機能は、残っていました。
住所:大淀町北六田あたり柳橋の西側
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大淀古道(安産の滝)
いにしえ、貴族が飛鳥から吉野に入るもっとも平坦な道は、巨瀬路から今木を通り下渕に抜ける道でした。遠回りですが、大勢連れで越すには一番良い道で、最も古くに開けました。これに対し、壺坂を越えて吉野に入る道は、直線コースではあるものの、非常に険しい道でした。
住所:大淀町と高取町の境あたり
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石塚
この石塚のある車坂峠は、吉祥草寺、古瀬から金峯山上への山伏道の重要行場で、大正12年までは役行者を本尊とする行者堂がここにあったことを示す奥之院一之行場跡の記念碑が立っています。遙か東南方に山上ヶ岳を望む峠の頂上に残る石塚は、全国からの行者たちが石を積み上げたもので、旅の無事への祈りが込められたものです。
住所:大淀町車坂峠あたり
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薬水の井戸
この井戸の水を飲むと疫病が治癒したと伝えられています。弘法大師が、宇陀の室生寺と高野山のあいだを往来していたころ、村人が大勢病に苦しんでいる姿を哀れに思い、土中に錫杖を入れて動かすと美しい水が、湧き出てきて、その水を飲むと病がたちどころに治ったと伝えられています。薬水の地名はこの伝説から付けられたそうです。
住所:大淀町薬水
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